鯉口シャツによく似た形のシャツに
くり衿シャツというものがあります。
着た感じは鯉口シャツとほとんど同じなので、何が違うのか分からない人も多いと思います。
パッと見た感じでは
くり衿シャツの方が袖が短いので、鯉口シャツの半袖版だと思っている人も多いと思います。
たしかに、祭すみたや以外のお祭り屋さんのホームページを見ると、くり衿シャツは半袖の鯉口シャツというように記載がされているところが多いようです。
でも、この考え方は半分正解で、半分間違えています!!
実はくり衿シャツと鯉口シャツは袖の長さ以外にもいろいろ違うところがあるんです!!
鯉口シャツとくり衿シャツを重ねたところを見てください。
くり衿シャツは袖が短いだけでなく、脇部分や袖部分が鯉口シャツよりも細いことが分かると思います。
また、身幅部分も鯉口シャツよりも細くなっています。
なぜ細くなっているのかといいますと・・・
くり衿シャツは昔は
鉄火シャツと呼ばれ、河岸で働く人のために誕生したシャツになります。
河岸で働く人は、包丁を取り扱うので、袖まわりの生地がダボついていると、動きにくいんですよね。。。
そんなわけで、くり衿シャツは包丁が取り扱いやすいように脇部分や袖部分が細くなっています!!
でも、お祭りでくり衿シャツを着ると、腕まわりが窮屈でちょっと動きにくいです。
なので、最近ではお祭り用に袖フトというサイズのくり衿シャツも登場しています。
袖フトのサイズなら、鯉口シャツと同じサイズ感でくり衿シャツを着ることができるので、お祭りでも快適です!!
お祭りでくり衿シャツを着るなら袖フトのサイズを選ぶことをおすすめします。
くり衿シャツのサイズの選び方や着方については祭り用品のノウハウ情報サイト【祭塾】で詳しく解説しています。
もっとくり衿シャツについて詳しく知りたい人は、ぜひ祭塾の関連記事をご覧ください。
> くり衿シャツとは?歴史・サイズの選び方・着方について解説
また、YouTube動画でもくり衿シャツについて解説しています。
動画もぜひご覧くださいね。
> くり衿シャツの購入はこちらから